ミキお姉さんこんにちは!みなさん、『わくアニ』まだまだ楽しんで頂けてますでしょうか。
今週はどんなお話をしようかなぁと考えていたところ、先日『わくアニ』の夢を見ました。夢の中で、狙った婿候補が次々とライバルと結婚し、しまいには神さまにも逃げられ、鉱山の崖っぷちに立ったところをハーバルに励まされました。他にも制作中には、切れ長の目の青いコロボが包丁振り回して追いかけてくる夢を見たり、リアルに目覚めたときに「ああ、雨だから水やりはいらないわね」と呟く病気になったりしました...(笑
みなさんはそんな経験ありませんか?

そうだ、制作秘話第3回は、牧場の醍醐味とも言える住民たちの会話の制作エピソード
「会話物語」にしましょう!

会話を作ることは、キャラを生むこと

今作は、天候や祭りの前後やストーリーの進行などに合わせて、前作よりも多彩に日常会話が設定されました。しかし最初は、なかなかシーンにあった台詞をしゃべってくれず、バグだらけでえらい騒ぎでした。
「ベンがコロン担当の作物の説明を知ったかぶりで話す」事件や「子供がいないのに、近所のおばちゃんたちのうわさ話で勝手に子供生まれた認定」事件、など(笑
『やすらぎの樹』のストーリーには主にギルとハーバルくらいしか関わってきませんでしたが、『わくアニ』では鐘を鳴らすヒントなどを話す事で大陸をみんなで良い方へ導こうとしているという感じが出たのではないかと思います。

設定キャラクターの日常会話は、最初に一人のスタッフが書いています。キャラプロフィールを作り込みながら、どんな考えを持つ人なのか、生い立ちから人間関係などゲームに出ない部分も詳細をメモしていきます。会話の作成が難しいのは基本的におじいさんやおばあさんキャラだそうですが、今回一番悩んだのは魔法使いだとか。うーん、彼は口下手ですもんねぇ。どうでしょう、新キャラ「魔法使い」の人柄は、みなさんに愛されてますでしょうか?

そんな『わくアニ』への愛を語ってくれた日常会話担当のスタッフは、神さまたち4人が名前を明かすタイミングについても注目したそうです。最初は4人の名前が告白の段階でわかるようになっていたんですね。でもそこは、初代から牧場キャラたちを育ててきた会話担当スタッフのマッタ!がかかりました。「愛を誓い合った唯一の相手にしか教えないというのはこだわりたかったところです。」なるほどー、イベントが出来上がったあとの変更となり泣きも入りましたが、結果ユーザーのみなさんにより楽しんでもらうことができたのではないでしょうか。クラッシュ&ビルド(壊してより良いものを作る)はクリエイトの常ですよね!

おススメは、「昔話」と「お願い事」

今回、おススメの台詞のひとつは、住人の人たちの「昔話」です!
昔話などを聞くと、ユーザーの方もそのキャラに親しみをもってくれるかもしれないし、イベントにないキャラ同士の交流を垣間見ることで、様々な背景を想像して楽しんでくれるかもしれないですよね。「ラブレター」でも、面と向かって話す時と少し違った一面が見れるといいなというスタッフの気配りがありました。
もうひとつのおススメは、住民たちの「お願い事」です。
住民の願い事は全員分ありますので、ぜひ聞いてあげて欲しいです。全員の願い事を壁画にお祈りすると、ちょっと嬉しい事が起こりますよ!

というわけで!制作秘話3回目をお送りしました。
では、次回もお楽しみに?。今夜も『わくアニ』のことを考えてステキな夜を!