わくアニ購入ユーザーさんはじめまして。
まだの方もはじめまして。

臨機応変のプランナー遠藤です。
いきなりですが、結論から吟じてみます。
面白いので〜 買ったほうが良いですよ〜♪

さてさて、本気ではありますが冗談はこの辺にして、
地味ながらも面白さ理由のひとつになったであろう、
私が製作担当した部分をお話させて頂きたいと思います。


●拾う事、それすなわち牧場生活の始まり!

牧場生活を始めるにあたって、まず最初に行う行為であるという考えの元
ここでイメージを崩す訳には行かない!と自らハードルをあげてみました。
そこで着目したポイントは、『そこにある理由』と『拾い物生活』です。

例えばきのこ、ジメッとしてそうか日陰といった場所に発生させたり、
ハーブ類は草むらで、見えるか見えないかの場所に発生させたりしてみました。
ところでこの『きのこ』、ハーブに並んで最初の牧場生活の基盤となるだろうこの子は
開発中に発生させ過ぎて「き・気持ち悪い・・・」なんて事も多々ありましたが(汗)
いい感じに発生し、食べてよし、出荷してよしと、みなさんのお役に立てたのではないでしょうか?


●ステキな相棒、その名はフィン!

壮大なストーリーの手助けに、フィンに頼った事ありませんか?
・ユーザー:「ムホ〜わかんな〜い あっそうだ! ポチッ>1ボタン」
・フィン: 『はやくめがみさまに会いにいくの〜』
・ユーザー:「う・うん・・・フィンちゃん?それはわかっているよ?
で、どこにどうやって行ったらいいの?」
と、こんな経験ありませんか? これはつまり・・・

『プレイヤーにわからない事は、フィンにもわかりません(キッパリ!)』

というのは冗談で、実は色々考えられていたりします。
・ストーリーを追うだけのゲームにしたくない。(ほのぼの)
・寄り道によって、新しい発見をしてほしい。(入れてある)
・答えにたどり着く為の道筋を楽しんでもらいたい。
といった理由で、ヘルプ機能というものに対し牧場なりの答えがピシッーと詰まっているのです。
それでもわかりにくいとお嘆きの方は、フィンのかわいさに免じて許してください。


●「釣り」それは己との過酷な戦い・・・

釣りという行為は正直言って単調(本当も?)ではどう面白くしてみようか?
そう思ったとき、夜も寝ないで昼寝して勘ピュータをフル稼働させました。

釣れ過ぎず、釣れなさ過ぎず、レベルアップの達成感、竿のグレードアップの達成感、
いいポイントを見つけた時の喜び、そのポイントの見つけやすさ、出荷額のバランス、
釣り行為を投げ出しそうになるかならないかの気持ちのバランス、回復値バランス、
季節・天候・時間によって変化する魚達のの生態系、巨大魚とファイトでの体力の減り具合、
諦めかけたくらいに不意に訪れるドキドキ感、etc・・・

と思い起こすだけで他にもモリモリと出てきます。
(竿を振る生活を何日続けたであろうか・・・)
何か一つでも当てはまったら、意図が伝わり楽しんで頂けたのかと思います。

●最後に

私も開発者になる前は、ただのゲームをプレイするユーザーでした。
何年も経った今でも、色褪せる事のないゲームがたくさんあります。
みなさんにも、きっと思い出のゲームあると思っています。
その中のひとつに、このゲームが追加される事を心から願っています。