ミキお姉さんみなさん、こんにちは!人気投票の結果がついに発表になりましたね!!
まだ、見ていない方のためにここでは結果を公表しませんが、1位になったキャラクターの人気は、さすがというところでしょうか。しかし、たとえ1票しか入っていないキャラクターでも、スタッフはみなさんの投票と熱意のこもったお便りを大事に読ませていただきました。
たくさんのご応援、ありがとうございました!

さて、今日の制作秘話は、「わくわくアニマルマーチ物語」です!
「わくわくアニマルマーチ」というのは、今作の牧場物語の副題ですが、これがどのようにして考案され決定されたのかという経緯をお話したいと思います。

最初の副題は「風」と「水」がテーマ

最初はワーダおじさんの提案で「風と水の郷(さと)」という題名だったんです。
ところが、「風」と「水」という形として想像し難いものが題名だとユーザーもイメージが湧かず、楽しさがうまく伝わらないのでは?という意見が社内から出ました。確かに題名だけ読むとかた?い感じがしますよね。 ということで、開発スタッフ全員で案を出し合うこととなり、テーマはおおまかに次の4つとなりました。

・動物・ペット
・ファミリー
・風・水
・写真カメラ

副題候補は100案以上

これがなかなか難しかったんですねー。例えば、「動物」というテーマに関しては牧場の物語の雰囲気に合わせようとすると、テーマがかすんでしまうくらい、のほほんとした印象になります。
では、それに負けない楽しそうな副題の候補をいくつかあげてみましょう。「牧場物語 それ行け!わくわく大行進」「牧場物語 乗って走って大冒険!」「はじまりの鐘と、どうぶつワンダーランド」などなど…。アニマルマーチというキーワードはかなり最初のほうから出ていました。他にも「ハイホー!どうぶつくん」なんて、トンデモナイ候補もありました!インパクトが大事...ということなんでしょうか。

「ファミリー」というテーマは、さすが充実させたかったテーマだけあって響きの良い案が集まりました。「牧場物語 ぼくらの絆」「牧場物語 ボクと君の出会う場所」なんて、恋愛や家族などの大切さを伝えようとした案かなあと思います。

「写真カメラ」に関しては、難しかったようであまり候補がありませんでした。機能としては目玉でしたけどね(笑)「不思議な鐘とわくわく動物スナップ」なんてのが出ました。今考えると、楽しい機能なんだしもっともっと推してもよかった気がしますけどねー。

上のテーマ以外に、意外とたっくさん案が出たのがメインストーリーに関連したものでした。いくつかご紹介します。「牧場物語 魔法の鐘と森の仲間たち」「牧場物語 大地の協奏曲」「牧場物語 鐘の音色は大地に響く」「牧場物語 はじまりの鐘」などですねー。うーん、牧場というよりはRPGみたいな雰囲気になりますね。

そのほかにもワーダおじさん好みの候補として、アニマルマーチを含め「牧場物語 風のおくりもの」「牧場物語 ぼくのワクワク 君にドキドキ」「DOKIDOKIアニマルノーツ」「牧場物語 モーモー大行進」など、ちょっとインパクト強めの候補があがりました。

さて、最終的にワーダおじさんがどうやって副題を決定したのか実は知らないんですが、あみだくじ…では無いと思います!一番今作を伝えることができる、一番ステキな名前を選んだ末、今作の「牧場物語 わくわくアニマルマーチ」になったのだと信じています!!

スクリーンショット

「牧場物語 わくわくアニマルマーチ」とは

そんなわけで新しい牧場物語が産声をあげました。いざ名前が決まってみると、あまりかっこいい名前じゃないなぁ...というのが第一印象でした。きっと同じように感じた方は多いんじゃないでしょうか。でも地味?なインパクトはあるのかなという(笑)

し・か・し!! 牧場物語の本質、それはカリスマ性のあるRPGでもなければかわいらしいファンタジーでもありません。第一作目から変わらず引き継いでいる牧場物語、それは「幸せを見つける」ゲームであるということ。自由な世界でやりたいことを見つけ、人や動物と出会い、大地に触れ命を育む、それは新しい発見「わくわく」の連続であり、たくさんの大事なものと時間を共にすること。 その営みはやがて音楽のように重なり合って響き、ときには行進曲のようにみんなが足並みをそろえて幸せな未来に向かって進んでいく……!! その集大成として、今作にはみんなの牧場物語への願いが詰まった名前がつけられたのです。ええ、そうですとも!そうですよね!!

スクリーンショット

ご愛読ありがとうございました!

牧場物語の制作秘話は今回でいったん終わりになります。
なぜ「いったん」という言い方をするかと言いますと、今後はまた別の形で日誌のほうは続いていく予定ですが、私がここで毎晩(?)みなさんと同じようにわくアニのことを考えながら書いていた制作秘話はここで終わりです。今まで日誌を読んでいてくださったみなさま、お付き合いありがとうございました!
『わくアニ』は、やすら樹に続いてスタッフが大切に大切に作り上げた作品です。至らぬところは多々ありますが、みなさんにもぜひ長く深く遊んでいただけたら幸いです。

私たちは、もっともっとたくさんの方にこの作品に触れてほしくて、これから先も公式HPを更新していきます。みなさんの温かい応援が私たちの力になります。
これからもどうぞよろしくお願いします!!