ミキお姉さんこんにちは!みなさん、『わくアニ』最近になってじわじわと売れてきてるようですね。
プレイして盛り上げてくれてるユーザーの方々のおかげです。もっともっとたくさんの人に楽しんでもらいたいですね!

今回の制作秘話第5話は、「ポリゴンモデル物語」です!
ポリゴンモデルというのは、CGで立体を表現するときに使う多角形の集合体のことで、ゲーム中ではキャラクターや建物などを指します。

カバは口を開いてこそカバ!

今作のモデリング班の一番大きな仕事は、『やすらぎの樹』から引き継ぐキャラや動物のリメイクでした。『やすらぎの樹』のキャラはみんな頭が丸いので、上からライトが当たると顔の下半分が暗くなってアオヒゲみたいになっちゃうんですよね。しかし今作では、顔の陰影がキレイにはいるよう輪郭を整えたり、ポリゴン(骨組みのようなものです。)の面の向きを調整するなどしています。
また、今までの作品にはない、ゾウやキリンなどの大型の動物も登場することになり、世界観になじませるのが大変でした。わくアニの動物はほとんど口を閉じているんですが、「カバは口を大きく開いてこそカバでしょ」というスタッフのこだわりにより、カバさんだけは口の中の奥歯まで作られました。
「今作はキャラの使い回しだ」なんてガッカリされないよう、モデリング班はモデルを一体一体見直して、キャラの個性を引き出して可愛らしくなるよう、特徴的な部分を強調したり色合いを工夫したり、最大限に改良を行いました。

神さま、魔女さま、魔法使い、女神さまのモデル

さて、今作は、神さま・魔女さま・魔法使いなどの新キャラが人気を集めていますね。このキャラをモデリングしたのも、もちろんこの人たちです。
神さまで一番大変だったのは、あの特徴的な髪型でした。絵だとカッコイイんですが、3Dでどこからみてもおかしくないようにしようとすると、なかなかいい感じになびいてくれなくて角度によっては仏像みたいな頭に見えちゃう…モデリング班泣かせの神様でした。
魔女さまは、デザイン画がとてもかわいらしく雰囲気もあったので、そのデザインを忠実に再現することが何よりも大変だったそうです。魔法使いは装飾が多いので質感(テクスチャ)に苦労しながらも、細かい書き込みは楽しんで作業できたとスタッフは言います。

さらに、前作から登場している女神さまも、モデルがリメイクされていたことにお気づきでしょうか?今回は彼女も恋愛対象になるということもあり、よりキュートに!をコンセプトに、等身を低くし、顔つきをかわいらしくするなど工夫されました。両方を比べると、首が短くなってたりしますねえ。おわかりでしょうか。(左:わくアニ 右:やすら樹)

スクリーンショット

ちっちゃいルーミとおっきいルーミ

一番苦労したキャラは?とスタッフに聞いたところ「ルーミのモデルです。」と返ってきました。諸般の事情により体型を変更する必要があり、できるだけ違和感がないよう調整が難しかったとか。あのかわいらしい髪型と背と顔のバランスでしょうか。
また、背は大きくなっても大人っぽくなりすぎないよう、頬に赤みを強めに入れてみたりと様々な工夫がされています。

全部で400種類以上!!

スクリーンショット『わくアニ』の大きな特徴のひとつに、着せ替えがあります。
前作と比べてバリエーション豊かになった分、質感の表現に力を入れています。せっかく服の種類が沢山あるので、全部集めたくなるようなかわいいもので、説得力はあるけどリアル過ぎないものになるようこだわって描き込んでいます。
「かなり細部まで頑張りましたので、是非アップで眺めてください。」との担当スタッフからのドMなお言葉!オススメはゴスロリ黒、だそうです♪
お店やお祭りで買ったり、イベントでもらったりと、様々な場面で登場しますので、ぜひコンプリートしてみてくださいね!!コンプリートへの近道は、冬のお祭りに向けて、お金を貯めておくこと…かな(笑

長くなってしまいました!今回はこのへんで終わりです!
そうそう、モデリング班がちょっとしたこだわりを教えてくれました。 女主人公の「アカリ」と「ヒカリ」は、キャラの雰囲気にあわせて肌の色味をちょっとだけ変えたそうです。おっとり系のヒカリちゃんは、ほんわかした感じが出るようピンクをベース、快活なイメージのアカリちゃんは、オレンジ系。
この二人がゲーム中に一緒に出てくることはないので、なかなか気づかないと思いますが、機会があれば比べてみてください。どちらも愛されて生まれてきたんです♪ では、次回もお楽しみに?。