ワーダ★おじさん10月も半ば過ぎだというのにまだまだ暖かいですね。
やすらぎの樹から約1年半、長かったような短かったような。。。
ゲームショーも終わり、祭りのあと。
開発現場は地獄のマスターアップを無事に終えてお休み中。
なんだかいろんなことが物悲しい季節になってまいりました。

とはいえ、「わくアニ」の世界は今から始まります。
みんなで始めます。元気出して行こう!おーっ!

最近はDSの新作『ようこそ!風のバザールへ』の情報が出たり、シリーズからは独立したけど『ルーンファクトリー フロンティア』が控えていたりとこの日誌を読んでいただいている中にはひょっとしたら「わくアニ」を買おうかどうか迷ったりしている方もいるんじゃないかと思います。

牧場シリーズはひとつのソフトを買うと、ずーっと遊んでいられるぐらいボリュームのあるソフトなので、毎月のように発売されても困るというか、迷うのも無理もないよなぁと思うのですが、そこはご安心ください。

家庭でじっくりのんびり楽しめる「わくアニ」、携帯機で手軽にさくさく遊べる「風バザ」、ゲームっぽい戦闘も楽しみたい人のための「ルーン」とそれぞれ違った遊び方が楽しめます。
本当は全部買って楽しんでもらいたい気持ちでいっぱいですが、それぞれの人たちのライフスタイルに合わせて、自分なりのぼくもの生活を楽しんでいただけるとうれしいです。

さてさて、そんなぼくものラッシュの中、「わくアニ」は何が楽しいのか!?
今までもこのHPや雑誌でいろいろなことを紹介してきましたが、発売前のそうざらい!ってことで私の思いを書いてみたいと思います。

まずはなんと言ってもキャラクター。
今作では神さま・女神さま、魔女さま・魔法使いと、魅力的な新キャラだけでなくやすらぎからの結婚候補キャラは全員続投です。
たまに使いまわしだ!みたいな声を聞くこともありますが、毎回ゲームの中に出てくる素材もシナリオも全部最初から作り直しているので、手間は前作以上にかかっています。前作からさらに磨きがかかったキャラクターたちの魅力を十分に楽しんでください。
ちょっとした裏話ですが、最近はグラフィックの人たちの死ぬほどの努力が報われないなと感じてます。私としては、一度のゲームでは味わいきれないキャラクターの魅力をより深く楽しんでもらいたいという気持ちを込めて、同じ設定、デザインのキャラを複数回登場させていたのですが作品としての新鮮味を感じてもらえなかったり、手抜きと見られたりするのはよくないなと。つまり、回を重ねてキャラクターの輝きが増す最後のチャンスがこの「わくアニ」になると思います。

そして次に来るのが物語。
それぞれのプレイスタイルによって起こるイベントを心の中でつなげていく物語。これが本来のぼくものの物語です。それに加えて、大陸に散らばった5つの鐘を鳴らすというゲームらしい物語。この物語はクリアをするのにかなり手ごたえがあり感動的なものになると思います。そしてタイトルにもつながっているサーカス話。

それぞれの物語を同時進行することもできるし、あるところまではどれかを集中的に進めることもできます。もちろん、物語なんて完全に無視して遊んでもオッケーです。そこが本当にぼくものらしいところです。

オモロー!な数々の新システム。
実際にゲームショーで体験していただけた方もいるかと思いますが、カメラについては、聞いても「へーっ」っていう感じじゃないでしょうか。でも遊ぶとすごく面白いです。「わくアニ」では作る過程で、ゲーム内でのカメラを自由に動かせなくなってしまったのですが、このアイテムのカメラを使うとほぼ自由に景色を見渡したり、ズームしたりすることができます。自分だけのスポットを見つけていろんな写真をとりまくってください!地味ながらセルフタイマーもついているので、お気に入りのキャラやどうぶつ、そしてもちろん家族との記念写真だってとることができます。

メチャメチャ長くなってきた(汗)
もうあげるとキリがないのですが、とにかく本来の牧場の楽しみ+アルファが思う存分詰まっています。やすらぎを自分であらためてプレイしてみて出てきた細かな不満もできる限り改善しました。本当に遊びやすくなったと思います。
携帯ゲーム機ではじめてぼくものを遊んで、このシリーズを好きになってくれた方、ずーっと昔に遊んだことあるけど久々に興味を持った方。
やすらぎを遊んでいただいた方にはひょっとしたら新鮮味はないのかもしれませんが、自分の中で今まで一番好きだったN64の「2」をはじめて超えたといってもいいこれがぼくものだ!という出来になっていると思います。

Wiiを持っていない貴方!貴女も。
ハードごと買っても満足していただけると思います。
買ってくださーい。遊んでくださーい。
どうぞ、どうか、よろしくお願いいたします。