花の芽村にある牧場(前作の舞台)を見事に復興させました。
立派になった牧場には、村のみんなや観光客たちが訪れ、楽しい毎日が続いていましたが、皮肉なことに、軌道に乗った牧場で過ごす安定した毎日は何か物足りなさを感じるものでした。
そんなある日のこと…遠く離れた離島に住む父の友人が、事故で急に亡くなった知らせを受けます。そこには、彼が一人で営んでいた小さな牧場があるのですが、忘れ形見の娘が荒れ果てていく牧場を何とかしたいと思っているのでした。
『苦労を乗り越えた先に待っていたのは、今の空しさだった…
でも…そこへ行けば…一生懸命だった頃の自分に戻れるかもしれない…』
忘れかけていた情熱を取り戻すため、男の子は新しい牧場へと向かうのでした。 |